【ギター機材】ギター持ってるやつレビュー(PRS、Parker、Suhr)
このブログは雑多な趣味ブログを目指しているので、お戦車のゲームだけでなくこういうことも書いていきたいという話。
ギターは、私の趣味としてはネットサーフィンの次ぐらいには歴が長い。歴だけは。休みの日に2時間ぐらい弾く程度だけど。でも弾かない週もほぼない。そうは言っても、ぶっちゃけギター弾いてるより機材のレビュー調べたりとかようつべの試奏動画見てる方が好きかもしれない。結局「趣味:ネットサーフィン」に戻ってしまうんやなって。
さらに言うが、TAB譜がないと何もできないし、あっても弾ける保証はないし、耳コピできる気がしないしそもそも楽譜読めないとかの意識低い系ひきこもりギタリストである。ソロとかなら鼻歌である程度マネできるから聞こえてると言える部分はあるんだろうけど、スケールが分かってないからギターで再現できないし、コードだと何が鳴ってるか全然わからん。何故続けてるのか分からないレベルだが音が出るだけで楽しいからノープロブレム。マーティ・フリードマンも「歪んだギターの音って”癒し”ジャン」みたいなこと言ってた……ハズ。癒し系の趣味。
以下、付き合いが長い順で。
■PRS CE24 MapleTop
旧モデル。フレイムメイプルだと思うけどかなりプレーン気味。映り込んでないよね?
メタラーなので24フレット欲しくて、その中でローズウッド指板・メイプルネック、ハムバッカー2発、でもフロイドローズは弦交換が面倒そうで嫌というあたりでスペックを絞っていったら辿り着いた。PRSを使用している面々に好きなメタル勢が結構いたというのもあったと思う。
ハードケースで保管しているので塗装の白濁が発生している(PRSではよくあるらしいですね)が、その前段としてこのブルーマテオという色は脱色しやすいらしく、外に出しっぱなしにしたくもない。ままならねえな。
ワイドシンとかいう幅広薄めネックなのだが、トラスロッドを弄ったことはなくノーメンテで済んでいる。すごいぞPRS。ちなみに聞きたいんですけど、PRSのデフォルトの弦ゲージって09-42なんですかね? いや、随分前から10-46にしてて、調整はブリッジ周りぐらいなんですけど……なぜ反らないんだ。
音はまとまりがあって使いやすい(語彙が足りない)。ジャキジャキではない。よく言われる「よく言われる「FenderとGibsonの中間」ではない」という感じ。リアはパワーがあって、フロントは丸めで、ハーフトーン2種はどっちもキレイな音で超良い。センターはちょっと良くわからんがまあ使う。疑似的なセンターハムだったと思う。
弾くという行為に対するホスピタリティがスゴい。弾けないのは自分自身のせいだなあと思える。でもロータリースイッチはプレイヤビリティという面でいただけない、ビジュアルは好きだけど。最近のモデルはセレクターにブレードタイプのものもあるようだが、若干配線が異なっておりコイルタップ同士のハーフトーンが1個しかなかった(うろ覚え)。どっちも好きなので再現してほしかった……。ポールおじさん的にはいらなかったのか、配線の仕様で再現できないのか。電気系統の知識はゼロなので分らん。おまけにこのロータリースイッチのノブ、だいぶん前に取れてしまって被せるだけになってしまっている。リプレイスしようにも純正はクソ高いので躊躇する。した。買ってない。使うかも分からんエフェクターに諭吉複数人をポンと出せても、絶対使うノブに一葉ひとり出すのを渋る金銭感覚なのはちょっと度し難いですね。
改造? は一箇所、ブリッジサドルをKTSのチタン製に交換した。もうちょっとハイファイな感じが欲しいなあという理由。実際、ハイが強くなったというワケではないがハイファイというかヌケ良く整った感じになった。ガッツ(説明できない概念)は多少減った気がするのでロック野郎には合わないという可能性はありそう。私はメタラーだがアリ派。
年数が長い分、フレットが減ってきてキツい。流石にそろそろ車検みたいな感じで、何も問題なくても(いやフレット減ってるやん)メンテに出したいなあなどと考えているが、こんなデカいもの持ってくのダルいしなんだか怖いし出来上がったのを受け取る時に「さあちょっと弾いてみて状態確認して下さい」とか言われて人前で演奏するのは詰みなので行きたいけど行かない行けない。
PRSはいつでも「最新機種が最高の機種だ!」というカイゼン精神みたいなものを感じられて好きですね。
いつかはCustom24が欲しいなあという欲望はあるが、同じブランドのギター増やすのか? とかマホガニーネックは折りそうで怖い(偏見)とかそもそもそんなにギター買ってどうするんだみたいな葛藤があり、買わずにこの人生を終える気がする。でも、やらないで悔やむよりやって悔やむだよね、岬君よ。でも買わんと思うけど。
■Parker Nitefly
スペック厨で近未来的なヤツに憧れるタチなので、タルボとかFlaxwoodとかカッコいいなーとか思ってた時に、ハー◯オフで見かけて衝動買いした。こいつはボルトオンモデルだが、上位ラインだとスルーネックで強度が不安になる見た目をしている。薄すぎる。あそこまで行くと怖い。無理。だってギタリストはみんな保守的なんだよ(偏見)。 でもヘッドの形すごい。
グラファイトとかいう樹脂でできた指板+ステンレスフレットで、左手側の操作感がヌルヌル。FRP強化プレートって言いたくなる見た目をしている。音は全体的にキレイ目で、ハーフトーンがありえんぐらいに整ってる。リアも力いっぱい歪ませてもOKと、スタジオミュージシャンの相棒みたいな雰囲気。イメージです。ピエゾ搭載でエレアコごっこもできるが、まともに使おうと思ったらステレオ仕様のシールドが必要で辛い。持ってないのでシールド半挿しにして楽しむも、ちょっとでもポジションずれると急にデカい音が鳴ってビビる。
ステンレスフレットが打ち込んでるんじゃなく貼ってるだけ(仕様です)とか、フロントピックアップが速攻断線したとか、なんか裏蓋のネジ足りてねえとかネック順反りしてきたとかで触るのが色々億劫になり、使用頻度は低い。メンテに出すんなら、ついでにオーバーホール+ピックガードを黒いパーロイド? に変更+出力をモノラル化(インピーダンス的にヤバそうだけど。分からんけど)とかしたい。が、先程述べた通りリペアショップに行くのは遠い未来の話になりそう。下手したら来世。
■Suhr Classic Antique
ヘッドホンのケーブルは気にしないでほしい。ウエスも。
3本の中では一番の新参。ヴィンテージホワイトでレリック。ぶっちゃけレリック加工は好きじゃなかったのだが、実物を見て「ええやん!」と思ったのと、傷ついても気にならなさそうという理由で踏み切った。でも初めてぶつけたときはいろんな意味で凹んだ。僕の心にも傷がついた。
そろそろストラトでシングルコイルなんか使っちゃって、アダルトな感じでニュアンスの違いが分かるギタリストになりた~いとキッズ丸出しなことを思い始めたあたりに、Thomas Blugカッコいい(つべで見て)とSUGIZOストラト使ってるのかカッコいいなが合わさり購入。見た目は前者の影響がデカい。この見た目は今でも超カッコいいと思ってるのでそのままTwitterのアイコンにした。本当はアニメアイコンにしたかった、カワイイやつね。というかSuhrならHSHのスタンダードがカッコいいと思ってたのに、何でこれを買ったんだろう……?
ここでもスペック厨的性格が顔を出し、ネックがサーモウッド? という高温処理されたメイプルになっている。生じゃない八ツ橋のような見た目で、音も実際多少軽くなって固くなったという材の特性がそのまま反映されている印象。通常のメイプルの方が生木っぽく感じる(これも乾燥はさせてるので正しい言葉ではない気がする)が、サーモウッド版が上位互換という感じではなく、むしろ通常版の方がガッツ(また出た)があってロック勢にはこっちのが好きって人も多そう。適材適所だね。
通常のヘッドストックとは違うハイブリッドという仕様のようだ。段差はついてないタイプ。デカい分質量があるので音に影響があるはずだが分からん。それと私はこの見た目そんなに好きじゃなく通常版の方が好き。これはこれでトラディショナルな雰囲気なので悪くないけどね。
ストラトということで5ポジション全部使える音で最高だし、リアも音が細くなく、歪ませるとザックザクいわしてくれる。センターで単音リフとかジョギジョギで楽しいし、フロントをクランチでカッティングも最高に楽しい。メタラーなので「フロントはソロ用だろ」とか思ってたがそんなことはないということを教わりましたね。ハーフトーンも両方使うぞ。全部良い。
あとエアコンがない部屋に適当に置いてるのに、PRSと同じく全く調整する必要がやって来ない。すごいぞSuhr。
いま気づいたけれど全部ロックペグ搭載ですね。面倒くさがり……いや合理主義者と言ってほしい。もう普通のタイプだと弦交換できないかもしれない。そもそも弦交換ほとんどしないんだけど。四半期に1回ぐらい。昔は1カ月もすれば錆びて来てダメだったのだが、体質が変わってきたのか、単に触る頻度が減ったからなのか……。まあSUGIZOもマティアスも全然交換しないって言ってたしええやろ!
■他に欲しいのある?
グレッチは縁がなさすぎるので逆に欲しい気がする。
正面から言うなら、SaitoGuitarsにHSHをオーダーしたいとか、そんな感じです。妄想。ゆうても3本(実質2本)の時点で管理がクソ面倒なので、ホンマに増やすかと問われたら限りなく微妙ですね。
なお、楽器屋の試奏はほぼしないし他の人とのスタジオにも行かないので、手持ち以外のギターに触る機会が極端にない。例えば有名どころだと、レスポールとかテレキャスは1、2回しか弾いたことない。ジャズマス、SGは1回もない。ギターに対する経験値がエラく少ない気がするなあ。
■アクセサリーの類となんか
今後書く機会がなさそうなのでついでに書くが、ピックはジムダンロップのJazz3XL赤、弦はThomastikのInfeldかダダリオのNYXL(どっちも好みなので気分次第)、シールドはFreeTheToneのCUI-6550(最近出たほう)に落ち着いた。これらは相当のことがない限り変更しなさそうなぐらい気に入っています。あとアンプはシミュでPodX3を使用。
もっと書く機会がなさそうなのでもいっこカミングアウトしておきたい。
普通、ピックは親指と人差し指で持つものと認識していますが、私は中指も動員しての3本体制でないと弾けません。稀にこの持ち方をしてる人もいるようだがやはり稀なので、つまり普通のピッキング講座的なものが参考にならなくてf〇〇k。矯正されずにここまで来てしまったので、一生これで行かざるを得ない。
■今後
ParkerとSuhrの後ろにごちゃごちゃとあるのエフェクターなんですけど、それらの供養レビューをしたいですね。全部やるとエラいことになりそうなんで、気が向いたときにちょこっとで……。
映ってるの以外にもいっぱいあるぞ!