デジタルの歪み。
デジタルといっても、音はどんなセッティングでも自然ですね。聴いてるだけなら言われないと気づかないんじゃないかな。弾いても気づかないかも?
ほぼクリーンからブリッジミュートが気持ちいいぐらいところまで歪ませられます。基本はきめ細かくてキレイ系の音です、大体つべの動画のイメージ通り。歪みの量は想像以上にあった。MAXまで歪ませた時もペラくなく、迫力が結構あります。
自然でアンプっぽいんだけど、デジタルの恩恵か、音域が上にも下にも広く感じます。分離も良さげ。ここらへんのアナログっぽさとデジタルのメリットとのバランスの取り方は流石Strymonという感。ハイゲイン設定で無ければピッキングとかボリューム操作にも素直に反応します。
トグルスイッチのGAINはまんまゲインの高低。PUSHはミッドブーストです、TSみたいなローが削れて整う感じではなく単純にミドル周りを押し出す感じで、パワーとか歪み量が欲しかったら下にすれば良し。
セッティングは一つ保存できていつでもスイッチで呼び出し可能なので、2chのペダルとして使えます。3EQと合わせて色々やれますね。EQはかなり効くので正直あまり弄れない
strymonのいつもの隠しコマンドでノイズリダクションやブーストの設定が出来るほかにも、パラメータをEXPペダルで弄るとかもできるみたい。外付けのペダル類が必要らしく試せていませんが。
デジタルの歪みと言えば、私はBOSSのDS-1Xを持ってるんですが、あちらはデジタルであることの利点を最大限に活かしてるというかかなり尖った音でしたが、こちらはデジタルでアナログ(アンプ実機)のような良い音を突き詰めたらこうなったという印象です。ちょっと比較対象には向いてなかったと思いますが他に持ってないからしゃーない。
OD~DS間をシームレスにカバーできるので、ファズが必要な時以外なら歪みはこれ一台でいいんじゃないかなって感じですね。メタルはジャンルによりそうだけどいけなくない。